Nishiakashi’s Blog

徒然なるままに。。教えられること多し。

レジストリ値変更によるWindowsの最適化

 レジストリを変更して最適化を試みます。
 (環境:Windows7 64bit)

1. DLLをメモリから解放する
 DLLってアプリケーションが終了してもメモリ上に残ったままになるんですよね。このDLLをメモリ上から解放します。そのかわり1度起動したアプリケーションを閉じて再度起動する時に起動速度は速くなりませんが。

  HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\explorer

 その配下に AlwaysUnloadDLL のDWORD値を作成して、値を"1"に

2. I/Oバッファ値・データ転送速度の設定
 I/Oバッファ値、つまり外部記憶装置との間でのデータ転送用のメモリ容量を設定します。

  HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management

 その配下の IoPageLockLimit の値を10進で"2097152(2MB)"〜"4194304(4MB)"程度に

3. 仮想メモリをシャットダウン時に削除
 1GB以上のメモリを実装したら仮想メモリなんて必要ないと思うのですが、クラッシュダンプ等を採取出来なくなるのでページングファイルを使ってる場合もあると思います。その場合に仮想メモリをシャットダウン時に削除して綺麗にする方法です。

  HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management

 その配下の ClearPageFileAtShutdown の値を"1"

4. カーネルの常駐化
 カーネルメモリを仮想メモリから物理メモリへ常駐化させる。

  HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management

 その配下の DisablePagingExecutive の値を"1"

5. 同時接続のHTTP1.0コネクト数を増やす
 InternetExplorerで同時接続出来るコネクト数を2から増やします。まあ"4"程度にしておきますか。

  HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings

 その配下に MaxConnectionsPerServer のDWORD値を作成して、値を"4"に