最新のJavaランタイムをインストールしても、旧バージョンは残ったままで削除してくれない。JREのUpdate前に旧バージョンを削除してから、新たに最新バージョンをインストールすればその事象は回避は出来る。が、面倒だし、レジストリの残骸や一部不要ファイルも残ってしまう。
そこで、 「JavaRa」 を使って、もう必要のない旧バージョンのJRE(Java Runtime Environment)や残った残骸をきれいにします。
(環境:Windows7 64bit)
「JavaRa」 は以下のサイトからダウンロード出来ます。
SourceForge.JP JavaRaプロジェクト
リリースファイル一覧から最新版の "JavaRa.zip" をダウンロードします。
インストール方法や使い方は同頁から、関連情報 PCに残ったJavaランタイムの残骸を除去する「JavaRa」 に詳しく書かれています。
インストーラはありません。解凍した "JavaRa.exe" を管理者権限で実行するだけです。
1. Remove Older Versions (旧バージョンを除去)
2. Additional Tasks (追加のタスク)
・ Remove Useless JRE Files (不必要なJREファイルを削除)
・ Remove Startup Entry (スタートアップエントリを削除)*
・ Remove Sun Download Manager (Sun Download Managerを除去)*
3. Additional Tasks (追加のタスク)
・ Open JavaRa Logfile (JavaRaログファイルを開く)
・ Remove JavaRa Logfile (JavaRaログファイルを削除)
以上、1〜3を行えば不要なファイルや残骸がきれいになるでしょう(*印は任意)。自己責任でお願いします。
ちなみに、"JRE(Java Runtime Environment)"と"JDK(Java Development Kit)"の違いは、
JRE と JDK の違いは何ですか?
JRE(Java Runtime Environment)
実際に Java プログラムを実行する Java 仮想マシン* の実装です。Java Runtime Environment は、Java プログラムの実行に必要なPlug-inです。
JDK(Java Development Kit)
Java ベースのアプリケーションの開発に使用できるソフトウェア一式です。Java Development Kit は、Java アプリケーションの開発に必要です。
(引用:ORACLE Java技術情報の入手方法)
■ 参考
SourceForge.JP JavaRaプロジェクト
RaProducts Software(JavaRa)
ORACLE 無料Javaのダウンロード