Nishiakashi’s Blog

徒然なるままに。。教えられること多し。

ロンドンでの暴動が止まらない

 トッテナムから始まった暴動が、ロンドン周辺で拡大中だ。

 事の起こりは、トッテナムでマーク・ダッガンという若者が警察に射殺される。という事件から始まった。との事。この事件の事情そのものは、英国警察発表をそのまま鵜呑みに出来ないが、調査委員会が詳細を調査するということだ。
 翌日、トッテナム警察署前で平和的に?抗議活動が行われたらしい。
 その後夜になり、事態が変化した。警察車両が燃やされ、放火・投石、警官隊との衝突が始まり、さらには、近隣商店への破壊・略奪・放火など、ついに暴動と化した。
 トッテナムが沈静化したそのほんの2時間後くらい後(深夜)に、今度は隣街ウッドグリーンで暴動が発生。
 翌日には、ロンドン各地で、店舗の破壊・略奪、住居などへの放火が相次ぎ、拡大の一途を辿るようになっている。

 既に射殺事件の抗議行動ではなくなって、主義主張の無い集団暴動行為が発生している。
 英国の主な論調は、初動対応の不手際と、未だ何ら策を講じられない警察への批判が並ぶ。また政府の対応の遅さもだ。何せ、キャメロン首相を含め閣僚と市長は休暇中だったし、ロンドン警察はあの盗聴スキャンダルで総監が辞職して、トップ不在だ。

 これが、大まかな状況だ。
 暴徒の主体は10代から20代の若者で、連携されたものでなく、携帯端末での情報交換(BBM)で暴動が拡散している。という事だ。が、あくまで現状の主な論調は警察批判だ。
 さて、日本のメディアはどう報道するのか? 何となく予想は着くが。。。