Firefox 69.0(正式版)がリリースされました。
・ Enhanced Tracking Protection (ETP)は、より強力なプライバシー保護を展開します。
この機能のデフォルトの標準設定は、サードパーティのトラッキングCookieと暗号マイナーをブロックするようになりました。
オプションのstrict設定は、フィンガープリントと標準設定でブロックされているアイテムをブロックします。
・ 自動再生をブロックする機能が強化され、音声付きで自動的に再生されるビデオだけでなく、自動的に再生を開始するビデオをブロックするオプションがユーザーに提供されます。
・ Windows Helloを介したWeb認証HmacSecret拡張機能のサポートがこのリリースに含まれるようになり、Webでのパスワードレスエクスペリエンスが向上しました。
・ Flashプラグインコンテンツの「常にアクティブにする」オプションは削除されました。 Firefoxは、WebサイトでFlashコンテンツをアクティブにする前に、常にユーザーの許可を求めます。
・ Adobe Flash Playerの廃止により、64ビットバージョンのオペレーティングシステムで32ビットバージョンのFirefoxブラウザー上のユーザーを識別する必要がなくなり、ユーザーエージェントのフィンガープリント要素が削減され、ユーザーのプライバシーレベルが向上します。
・ FirefoxはデフォルトでuserChrome.cssまたはuserContent.cssをロードしなくなり、起動パフォーマンスが向上します。 これらのファイルを使用してFirefoxをカスタマイズするユーザーは、 toolkit.legacyUserProfileCustomizations.stylesheets設定をtrueに設定して、この機能を復元できます。
その他、安定性に関わる問題の修正、セキュリティ問題の修正が行われています。
あわせて、
Firefox Developer Edition 70.0b3(Beta版)
Thunderbird 68.0(正式版) もリリースされています。
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Firefox リリースノート バージョン 69.0