システムドライブ直下(C:)に"hiberfil.sys"という巨大なファイルが存在していますが、これを削除してしまおうというもの。
ちなみにハイバネーションファイルというものは、スリープ状態でメモリ内容を一時的に退避する領域のことです。休止・スリープとも利用しないデスクトップマシンなら削除しても問題ないでしょう。
(環境:Windows7 64bit)
コマンドプロンプトから以下のコマンドを打ち込みます。
powercfg /hibernate off
元に戻す時は同様にコマンドプロンプトで
powercfg /hibernate on
もちろん休止状態・スリープ状態を解除しないことには、また復活するわけで。コントロールパネルの「電源オプション」で該当する設定を行って下さい。
"スリープ" "ハイブリッドスリープ" "休止状態" の違いは、現在の作業内容をメモリに保存(スリープ)、メモリとHDDに保存(ハイブリッドスリープ)、HDDに保存(休止状態)するかの違いです。
上記3種類のどれをサポートするかはハードウェアに依存します。
世代前のマシンだったら、ハイブリッドスリープをサポートしないものもあるでしょう。その場合には「電源管理」にそれに関する項目すら表示されません。
どの機能をサポートするのかは、
powercfg /a
で確認することが出来ます。