Firefox 100.0(正式版)がリリースされました。
・ピクチャーインピクチャーで視聴するYouTube、Prime Video、Netflixの動画でのキャプション/字幕の表示がサポートされるようになりました。ページはめ込みビデオプレーヤーの字幕をオンにするだけで、PiPに表示されます。
・Picture-in-Pictureは、Coursera.org、Canadian Broadcasting Corporationなど、WebVTT(Webビデオテキストトラック)形式を使用するWebサイトのビデオキャプションもサポートするようになりました。
・インストール後の最初の実行時に、Firefoxはその言語がオペレーティングシステムの言語と一致しないことを検出し、ユーザーに2つの言語のどちらかを選択できるようにします。
・Firefoxのスペルチェックで、複数の言語のスペルがチェックされるようになりました。追加の言語を有効にするには、テキストフィールドのコンテキストメニューでそれらを選択します。
・ハードウェアアクセラレーションによるAV1ビデオデコードは、サポートされているGPU(Intel Gen 11 +、Navi 24、GeForce30を除くAMDRDNA 2)を備えたWindowsで有効になっています。MicrosoftストアからのAV1ビデオ拡張機能のインストールも必要になる場合があります。
・Windows for Intel GPUでビデオオーバーレイが有効になっているため、ビデオ再生中の電力使用量が削減されます。
・LinuxおよびWindows11のスクロールバーは、デフォルトではスペースを取りません。Linuxでは、ユーザーは[設定]でこれを変更できます。Windowsでは、Firefoxはシステム設定に従います([システム設定]>[ユーザー補助]>[視覚効果]>[常にスクロールバーを表示])
・irefoxは、リファラーからのプライバシーリークを防ぐために、クロスサイトサブリソース/ iframeリクエストに対して、制限の少ないリファラーポリシー(unsafe-url、no-referrer-when-downgrade、origin-when-cross-originなど)を無視するようになりました。
・ユーザーは、Webサイトに適した配色を選択できるようになりました。テーマの作成者は、Firefoxがメニューに使用する配色についてより適切な決定を下せるようになりました。Webコンテンツの外観を[設定]で変更できるようになりました。
・このリリース以降、Windows用のFirefoxインストーラーは、SHA-1ではなくSHA-256ダイジェストで署名されています。Microsoft Windows 7を実行しているコンピューターに正常にインストールするには、更新プログラムKB4474419が必要です。この更新プログラムの詳細については、MicrosoftテクニカルサポートのWebサイトにアクセスしてください。
・複数のJavaスレッドのプロファイリングのサポートが追加されました。
・Webページをソフトリロードしても、すべてのリソースが再検証されることはなくなりました。
その他、安定性に関わる問題の修正、セキュリティ問題の修正が行われています。
あわせて、
Firefox Developer Edition 101.0b5(Beta版)
Thunderbird 91.8.0(正式版) もリリースされています。
Firefox リリースノート バージョン 100.0
www.mozilla.org